ポジションライトを使ってみた

突然ですが、私が商品画像を撮る時には、毎回このような撮影ブースをセッティングして撮影しています。
撮影用ボックス

こいつが、かさばる!
部屋の惨状
引きで撮ってどれだけ大きいかをお見せしたいのですが、部屋が狭くてこれ以上引きで撮ることができません。

撮影中は部屋の出入りの際、常に邪魔です。
部屋の惨状

ましてや電気を消している時には、危なくて仕方ありません。
ほのかなPC灯り

蹴っ飛ばしたら中にセッティングしてある商品がずれちゃう!!!
まるで袖中に大道具がスタンバイしている時みたい!!

そんな時にこそ活躍するのがこちら!ポジションライトです。
素敵なポジションライト写真

撮影ブースの角に置いておけば
素敵なポジションライト写真

暗闇の中でも、どこに撮影ブースが置いてあるか一目でわかって、避けることができます。
見える見えるぞ

しかも薄ぼんやりと周囲も照らしてくれます。

もちろん袖中を薄っすら照らしたら客席から見えてしまう時もあるでしょう。

そんな時にはこちら。
ブラックラップの有効活用
見覚えのあるブラックラップで覆ってしまいましょう。

そうすると……

遮光!

光量がぐぐっとおさえられました。
ブラックラップなら、照らしたい方向と遮りたい方向も思いのままです。
合わせ技でさらに便利ですね。

ちなみに裏方屋で扱っているポジションライトは、本体をグッと押すと色が変わります。
遮光!

ここでふと、どの色の明かりが一番目立たないんだろう?と気になったので照度計で調べてみました。
(照度計を買ったので使いたい)
遮光!
照度計と、ポジションライトをセットして、距離と位置が変わらないようにします。

赤ライト
赤、7.5Lux

青ライト
青、10.8Lux

緑ライト
緑、4.6Lux

なんと、緑が一番照度が低いことがわかりました。
へーーー。
てっきり青が一番暗いと思っていました。

言われてみれば、人の目は555nm付近の黄緑色の光を一番明るく感じる(グーグル調べ)そうですから、実際の照度を測ると青や赤に比べて相対的に緑の照度が低いというのは納得です。
照度の高い低いと、人の目で見て目立つ/目立たないは別物だ、ということですね。

裏方屋のブログって、勉強になるなぁ(私の)。