2026 Fred Foster Student Mentorship Program
裏方屋の瀬尾です。
毎年3月にETCから発表される、学生向けメンタープログラムの案内が届きましたので、日本の学生の皆さんにもご紹介します。
このプログラムは、照明デザインや舞台・映像などライティング分野を目指す学生が、オンラインイベントを通じて世界の業界プロフェッショナルと交流し、最終的にメンターとマッチングされる国際的な取り組みです。
選ばれた学生は約1年間、キャリア相談や技術的なアドバイスを受けながら、プロの世界へ進むためのサポートを受けることができます。
英語でのコミュニケーションは必須ですが、挑戦してみたい方はぜひチェックしてみてください。
日本の学生たちを応援する裏方屋です。
ETCのこの「Fred Foster Student Mentorship Program」は、実はかなり長い背景を持つプログラムで、次のような経緯で生まれました。
1.創業者フレッド・フォスターの経験がきっかけ

ETCの創業者 Fred Foster(フレッド・フォスター) は、学生時代にメンター(指導者)から大きな影響を受けました。
彼はウィスコンシン大学マディソン校で仲間と照明コントローラを開発し、その後ETCを設立します。学生時代に教授や先輩から受けた助言が、自分のキャリアに大きく役立ったと考えていました。
その経験から、 「次の世代の照明デザイナーや技術者を支援したい」 という思いを持つようになります。
2.1999年に学生メンタープログラムを開始
その理念を形にするため、1999年にETC Student Mentorship Program を開始しました。
目的は、若い照明・舞台技術の学生と業界のプロフェッショナルをつなぎ、業界に入るためのネットワークと助言を提供することでした。
【出典】et cetera… Through the Generations: ETC Fred Foster Student Mentorship Program
3.最初はLDI展示会での交流イベント
プログラムの初期は、ラスベガスで開催される LDI(舞台照明の展示会) に学生を招待し、業界人との交流会でメンター候補と出会う形式でした。
その後、
- メンターとの長期的な関係づくり
- キャリア相談
- ポートフォリオレビュー
などへと発展していきました。
【出典】et cetera… Through the Generations: ETC Fred Foster Student Mentorship Program
4.現在はオンライン中心の国際プログラム
現在はオンラインイベントを中心に行われ、
- 業界人とのネットワーキング
- 分野別のラウンドテーブル
- ポートフォリオレビュー
【出典】et cetera… Fred Foster Student Mentorship Program: Careers in lighting
まとめ(簡単に言うと)
- 創業者Fred Fosterが「メンターの重要性」を強く感じていた
- 若い照明人材を育てるため1999年に開始
- 最初は展示会での交流 → 現在は国際的なオンラインメンタープログラム
応募の締め切りは、4月10日とのことです。
この記事をみて、少しでも気になった人はぜひ挑戦してみてください。

