Capture 2025 リリース

はじめに
Capture社は、データベースのオーガナイズやサブスクサービスを担当する部門として、AltaBaseを買収合併しました。
これにより、今後のサポートシステムの充実やフィクスチャーライブラリの充実をはかります。

2025の新機能について
データインポート
Cinema 4Dのデータはインポートできなくなります。
その代わりglTFに対応するので、Cinema 4DのデータはglTFに書き出してからCapture 2025にインポートすることになります。
Cinema 4Dのマテリアルや、テクスチャなどへの対応が困難になったことが理由です。
※2019よりも古いCaptureは読み込めなくなり、そのため2024などで一度読み込んで、新しいバージョンに書き出したものを2025で読み込む形になります。
※2025 をダウンロードしても、2024など古いCaptureも残るため使用することができます。
ただし、他のPCなどへのダウンロードはできません。
使用中にソフトウェアがクラッシュしてしまう事象(予期せぬ理由によりソフトウェアが閉じてしまう事象)はかなり減ってきており、ソフトウェアは安定しています。
以下の画像内のグラフは、そのクラッシュ報告回数です。
これは2025版だけでなく、近年のCaptureにおいて改善されてきています。
オートマチック・リカバリー機能
編集履歴が保存してあり、万が一クラッシュしてしまった場合でも、その編集履歴を自動的に復唱し、データを修復するシステムです。
「オートセーブ」だと、大幅にメモリーを使用してしまうという点から、Captureでは「オートセーブ」機能はありませんが、オートマチック・リカバリー機能により、低いメモリー使用量で、データを復元できることが可能となります。
コレクション
新しく「コレクション」というタブがデザインタブにでき、灯体の特性を実機に近づけるよう修正できるようになりました。
「灯体をカスタムできる」ということではありませんが、細かく機能を調整でき、その情報がCapture社に届くため、ライブラリ内の灯体情報が正しく更新されていきます。
つまりこれは情報報告システムです。これにより情報をユーザーが使用するライブラリに反映することができます。
例えば、ゴボのスピードなどをカメラ機能で収録し、ソフトウェア上のスピードを同期させることで正確に回転スピードを再現できます。
その情報がCapture社まで報告され、収集されます。
ズームやアイリスなども同様です。
ピクセルマッピングの出力
マーチン社のP3 をCapture 2025を介して使用することができます。
ピクセルデータ をCapture 2025が生成してP3で出力できるため、何百ものチャンネルを使用しなくても、Capture 2025を接続することで、P3 からそのまま出力できます。