デモ機レポート:Avolites T2 HI様より

デモ機をお使いくださったHI様からのレポートです!

 

お使いいただいた機材は、Avolites T2です。

レポート

 

学生時代に舞台照明を知り、趣味で中古のムービングヘッドやLEDパーライトを買い漁ってたら、自分の職業も舞台設備に関わる系になったので、Avolites T2を借りてみました。

 

そもそも沢山ある制御ソフトから何故Avolitesを選んだのかというと、クラブハウスやライブハウス等に置いてあるDJ機器の大半は世界定番標準のPioneer DJが殆どであり、Pioneer DJの上位機種が持つ機能の中に「PRO DJ LINK」というのがあります。

 

「PRO DJ LINK」は何なのか説明しますと、「Dante」や「Art-Net」のようにLANケーブルを使い、2台のDJデッキを通信させることによって「本来2本必要な音源入りUSBメモリーを1本で済ませることが出来る」機能になります。

 

そのPRO DJ LINKの応用機能の中にビジュアル演出(照明、映像、特殊効果)との連携する機能があり、Avolitesが対応ソフトに含まれていた為です。

 

◯触った感じ

舞台照明は今までシンプルな調光卓とPioneer DJのrekordboxの Lightingモードしか触ったことなく、より本格的な制御は初めてだった為、手持ちの灯体を動かせるようにするまで時間がかかりました。

ですが細かい設定値を弄れたり、rekordboxでは出来なかった制御(回転ゴボやフォーカス等)が出来るので、基本的な動作だけでもかなり満足出来ました。

 

 

◯快適度

推奨スペックが地味に高く、ディスプレイにタッチパネル搭載が推奨されてるので家に置いてあったCore i7-720QM、メモリ8GB搭載のタッチパネル非対応のノートパソコンでは少しキツイ感じがありました。

タブレットに変形するLet's noteのカスタマイズモデルかCore i7搭載モデルのsurfaceが欲しくなります。

 

◎まとめ

RB-DMX1と異なり、Avolites T2は2ユニバース出力であり、灯体の持つ機能の殆どが使えて細かく弄れる為、大変満足出来ました。 DJ機器と連動させる機能は試せませんでしたが、T2であればUSBからのMIDI制御とLTCタイムコードに対応している為、魅力的に感じました。

 

この度は、デモ機の貸し出しありがとうございました。

 

    

HI様、詳細にレポートをお送りくださり、ありがとうございました!