DIGIFAN

DIGIFAN

今回の機材はDIGI FAN(https://www.urakataya.com/product/15580)です。製造終了のため、メーカーの修理が難しいということでご相談いただきました。

修理前の状態確認と対処

修理前チェックでは、通電はしますが本体がなぜか動きませんでした。
中を開けスイッチング電源を確認するとはんだが取れてしまっている部分を発見。 この部分を清掃し再はんだすると無事動きました。

内部は、かなりサビがひどいです

スイッチング電源内部にはスモーク液だと思われる水滴が付着していました

本体付属のフェーダーを落とした際、信号が切れきらなくファンが回り続ける(弱回転)状態でした。
こちらの不良はフェーダーのガリでした。 フェーダー清掃をし症状は改善されました。

電源ケーブル根元が出ていたので補修しました

補修前


補修後

全体のスモーク汚れをふき取り掃除後に再度動作チェックをしました。
0まで下げたときに点滅表示になりファンが停止するようになりました。

今回の修理について

スモーク液での汚れによりフェーダーのガリがあったのではないかと思います。
今回はすでに製造終了してしまっている商品ということもありフェーダー交換ではなく清掃のみの対応となりました。

ちなみに...

後継機種としてDIGI FAN 2が出ました!気になる方はチェック!