横尾 沙織

ステージマネジャー


この仕事についたきっかけは、昔から音楽や舞台観劇が大好きで、高校生の時は音楽関係の仕事をしたいと思っていましたが、大学の専攻を考え始めた時に美術も好きで、舞台関係の仕事だと音楽にも関われるなと思い舞台の専攻のある大学に行きたいと思いました。

オハイオ・ノーザン・ユニバーシティで勉強中に出来るだけ実践を積むために、学校の休み毎にインターンシップなどをしました。 卒業後はニューヨークで仕事をステージマネジャーとして始めました。

ニューヨークでの作品の仕事もしましたし、ツアーの仕事もしました。

舞台関係の仕事をしていない友人からも良く聞かれる質問は、
ステージマネジャーとは?」です。

例えば、劇場でのテクニカルリハーサルでは舞台転換のタイミングを決めたり、予定表を作ったり、安全確認などをします。リハーサルでは演出家の手伝いや、新しいキャストを入れる時などは私達がブロッキングを教えたりします。テクニカルな知識を知っていなければいけないですし、アーティスティックにもならないといけないです。一作品の中でも演出家などのクリエイティブ、デザイナー、キャストやクルーと違う職種の人達と話さなくてはいけないので、コミュニケーション能力が大切だと思います。 彼らのコミュニケーションの架け橋にもならなくてはいけません。

裏方の仕事をしていると偶にどれだけ華やかな作品に関わっているか忘れてしまいますが、お客さんが公演後に「舞台よかったよ!」などと声を掛けてくれたり、作品を楽しんでくれた人達を見るのが喜びです!



 


 

■ITEP(舞台スタッフのための国際交流と育成支援プロジェクト)

横尾 沙織プロフィール

https://itepjapan.org/e-learning/yokoosaori/