世界中の照明家に愛され続けてきた調光卓 ETC Express。

裏方屋では、そのすばらしい調光卓をこれからも長年続けていきたいユーザーのために、ETC ExpressのフロッピードライブをUSBドライブに取り替えるプロジェクトを立ち上げました。プロジェクト名は「USB for ETC Express」です。

このプロジェクトは
1: ETC Expressをこれからも使用したいユーザーの為にあります。
2: ETC ExpressのフロッピードライブをUSBドライブに取り替えて、利用効率をあげる為にあります。
3: ETC ExpressとUSBドライブの相互作用をユーザー個人が意見を出し合い、他のユーザー全体が使いやすくすることを目的とします。

  • 取り付けてみよう
  • USBに記憶をする前に
  • テストしてみよう
  • 注意点
  • 利用規約

  • 取り付け作業前に確認する要項

    最新のソフトウエアバージョンであるかどうかを確認してください。
    現在Expressのハードに記憶されているショーファイルをフロッピーへ記憶してください。

    1: 取り付けてみよう

    1: バックパネル(写真掲載)とフェースパネル(写真掲載)をつなぐ、6つのねじを取り外します。


    2: バックパネルをゆっくり引いて、フェースパネルと分離させます。


    3:バックパネルにある4つのフロッピードライブを止めているネジを取り外してください。


    4: フロッピードライブ側のジャンパーケーブルとパワーケーブルを抜いてください。


    5: フロッピードライブとプレートが取り外されます。

    6: フロッピードライブとシルバーの取り付けプレートを分離させてください。(フロッピードライブは大切に保管しておきましょう。)

    7: 付属の4つのネジを使用して、USBドライブを取り付けます。向きに気をつけてください。


    8: バックパネルに新しく付けたUSBドライブとシルバープレートを取り付けてください。


    9: フロッピージャンパーケーブルとパワーケーブルをUSBドライブに差し込んでください。


    10: バックパネルをフェースパネルに取り付けてください。

    2: USBに記憶をする前に必ずすること

    1: 付属のUSBメモリースティックをUSBドライブに差したまま、Expressの電源を入れてください。
    2: [SETUP]を押してください。
    3: [3]を押してDisk Functions
    4: [4]を押してFormat Diskを選んでください
    5: [Enter]を押して実行してください。
    6: もう一度[Enter]を押して実行確認をしてください。
    *Formatting Disk ? Do not remove from drive.*のメッセージが出ている間はUSBメモリースティックは抜かないでください。ドライブにある2つのファイル表示ボタンは触らないでください。
    7: 1分以内にDisk Functionsのページへ自動的に戻ります。
    8: ExpressをUSBを差したままリスタートさせてください。

     
    3: テストしてみよう 
    USBに記憶をしてみよう

    1: 付属のUSBメモリースティックをUSBドライブに差したまま、Expressの電源を入れてください。
    2:キュー、サブマスターなどを作ってください。
    3: [SETUP]を押してください。
    4: [3]を押してDisk Functions
    5: [1]を押してWrite All to Diskを選んでください
    6: [Enter]を押して実行してください。
    7: もう一度[Enter]を押して実行確認をしてください。*To Disk in progress*のメッセージが出ている間はUSBメモリースティックは抜かないでください。ドライブにある2つのファイル表示ボタンは触らないでください。

     

    ショー情報をクリアしてみよう

    1: [SETUP]を押してください。
    2: [4]を押してClear Functions
    3: [1]を押してClear Showを選んでください
    4: [Enter]を押して実行してください。
    5: もう一度[Enter]を押して実行確認をしてください。


    USBに入っているショーファイルの記憶をおこしてみよう

    1: [SETUP]を押してください。
    2: [3]を押してDisk Functions
    3: [5]を押してREAD All from Diskを選んでください
    4: [Enter]を押して実行してください。
    5: もう一度[Enter]を押して実行を確認をしてください。
    *From disk in progress*のメッセージが出ている間はUSBメモリースティックは抜かないでください。ドライブにある2つのファイル表示ボタンは触らないでください。
    6: 呼び起こし終了後にDisk Functionsのページへ自動的に戻ります。
    7: [Stage]を押して、記憶が呼び起こされているか確認してください。

    注意点
    USBは卓の電源をオンにする前に差してください。操作途中にさすと認識されない場合があります。
    まれにショーファイルが記憶されないときがあります。その場合にはUSBメモリーカードを差したまま、Expressの電源を落とし、リスタートしてください。

    エラーメッセージ集

    No disk in drive = USBが入っていない場合に出るエラーメッセージです。

    Bad Disk = Expressの電源が入っている時にUSBを抜くとこのエラーメッセージがまれにでます。このメッセージがでると、卓に入っているショーファイルが消える可能性がありますので、絶対に卓が稼働しているしている時にUSBを抜き差するのを避けてください。もしUSBが抜けてしまったら、一度電源を落としてUSBを差して、リスタートしてください。

    Internal disk error #22 = Expressの電源が入っている時にUSBを抜くとこのエラーメッセージがまれにでます。このメッセージがでると、卓に入っているショーファイルが消える可能性がありますので、絶対に卓が稼働しているしている時にUSBを抜き差するのを避けてください。もしUSBが抜けてしまったら、一度電源を落としてUSBを差して、リスタートしてください。